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大きなメリットを持つ無機塗料とは?
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「有機」とは生物が作り出す物質を指し、樹脂などがこれにあたります。それに対して「無機」とは、鉱物のような生物以外の物質を指します。
塗料業界においては、一般的に樹脂を使用したものを「有機」、樹脂を使用していないものを「無機」と呼んでいます。わかりやすく説明するなら、「無機塗料」とは鉱物などの無機物を原料として作られた塗料といえるでしょう。
無機塗料の特徴
有機塗料は目安として10年程度しか効果が持続しません。それに対して無機塗料は10年や15年で劣化することはなく、20年以上効果が持続するという高い耐久性を誇っています。その理由は以下の通りです。
| シロキサン結合 | 紫外線や化学物質の分解エネルギーよりも強いエネルギーによる「シロキサン結合」で結合しているため。 |
|---|---|
| 微粒子シリカの石垣構造 | さまざまな大きさの粒子の中に超微粒子シリカが入り込んで石垣のような構造になり、塗膜を強化するため。 |
| 原料へのこだわり | 多機能シリコンや超微粒子シリカ、焼成無機顔料といったこだわりの素材を使用しているため。 |
| 無機・有機のハイブリッド | 有機と無機のよいところを組み合わせ、耐久性には無機質の特質を利用しているため。 |
有機塗料は基本的に水分を取り込んで流す「親水性」であることが特徴です。それに対して無機塗料は水を弾いて寄せつけない高い「撥水性」を持っており、雨などの水分を内部に通しません。
| 親水性の塗装 | 塗料に水分がなじみ、広がって流れます。内部にも水分が浸透するだけでなく、同じ有機性である汚れも取り込んでしまうため、シミができやすいのです。 |
|---|---|
| 撥水性の塗装 | 塗料が水分を弾き、水玉状になって流れます。水分だけでなく有機性の汚れとも混じり合うことがないため、シミなどにはなりません。 |
無機質特有の防汚性と防カビ性があり、汚れはほとんどつきません。いつまでもキレイなままの外壁を維持できます。
| 防汚性 | 大部分の汚れは有機性であり、無機性の塗料とは混じることがありません。また、静電気が起こりにくい「非帯電性」のため静電気によってほこりなどを引きつけることもありません。 |
|---|---|
| 防カビ性 | カビの繁殖には、湿気とカビにとっての栄養である有機物が必要です。無機性の塗料は高い撥水性で水分を寄せつけないため湿度が低く、カビの栄養にならないためカビは繁殖できません。 |



